適者生存の研究室

普通の大学生が現代社会での生き方を模索する研究所

三角食べができない人、しなければいけない理由とは?

 

 

始めに

 

僕は三角食べができない、いや正確にいうと三角食べができないというより三角食べをしようとしない言った方が良いだろうか。

 

 

高校の頃昼休みに持参したお弁当を食べるのだが僕は決まって最初にご飯を片付ける、そしてご飯を全て食べ終わった後におかずを順番に食べていく。

 

 

そんな僕を見た友人は

「いや、なんでお前三角食べしないんだよ。ご飯ばっか食べてたら飽きるだろ。」

 

 

そういえば確かに自分は三角食べをしない。やれと言われれば出来るのだが別に特別なメリットを感じないのでおかずは一品ずつ順番に食べている。

 

 

僕ほど三角食べをしない人も珍しいかもしれないが少なくとも小さい頃に親から「三角食べをしなさい」というようにしつけられた方も多いのではないだろうか。

 

 

では三角食べをしなければならない理由とは一体何なのだろうか?

 

 

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三角食べの良さについて

 

そもそも三角食べをする派の言い分は

 

「口内調味ができる」とか「それが日本食の文化だから」のどちらかだろう。

 

 

前者は割と納得できる、確かに味のないご飯に比較的味の濃いおかずと一緒に食べることによって美味しくご飯を食べることができる。

 

実際僕は三角食べはしなくともこの食べ方をすることはよくある。

 

ご飯のお供を買わずともしっかり白米を味わうことが出来るので合理的である。 

 

 

だが後者はどうだろうか、和洋折衷料理となってしまった現代の日本の家庭料理に日本食文化もクソもあるのだろうか。

 

厳密に三角食べをしなければならないというマナーを適用する必要性を感じない。

 

そもそも文化を必ずしも重んじる必要はないと思うし食事のスタイルくらい自由にすれば良いと思う。

 

 

そういえば西洋のコース料理は前菜、スープ、メイン、デザートといったように料理が一品ずつ順番に出てくる。

 

一品一品食べていくということは日本では「子供のよう」と揶揄されかねないが、視点を変えてみるとある意味グローバルな食べ方と言えるのかもしれない。

 

 

結論を言うと、確かに三角食べには合理的なメリットも存在するが文化だからという理由でそれに縛られる必要は無い。

 

 

自分が三角食べをしない理由

 

かなり無理のある解釈かもしれないが端的に言うと決断する回数を減らすためだと思う。

 

よく聞く話なのだが人間は決断の度に精神的なエネルギーを消費している。

そしてどうやら精神的なエネルギーの低下は行動のモチベーション低下に繋がるらしい。

 

これが三角食べとどう関係するかというと、料理を均等に食べていくということは次に何を食べるという決断を常に行う必要があるので決断の回数が増える。

 

決断の回数が増えればエネルギーの消費が大きくなるので知らないうちに決断疲れを起こしてしまっている可能性が出てくる。

 

 

これに比べて一品ずつ食べていく人は片付けていく順番さえ決めれば良いので決断の回数は圧倒的に減る。

 

これが無意識に僕が三角食べを拒否してしまう最大の理由なのではないだろうか。

 

 

スティーブ・ジョブスが毎日同じ服を着ていたのはこの決断疲れを減らすためだと言われているが多分これに近い。(多分)

 

 

三角食べをしないのは個性

 

ところで皆さんは週刊少年サンデーで連載されている湯神くんには友達がいないという漫画をご存知だろうか。

 

 

内容はさておき、この漫画の主人公の湯神裕二は勉強ができて野球部のエースでありながら理屈っぽくてマイペースすぎる性格のせいで絶望的に人望がない。

 

 この漫画を面白くしているのは言うまでもなくこの主人公の尖った個性であり、漫画のタイトルもそれを表しているものといえるだろう。

 

そして漫画の中でこの湯神裕二が小学校の頃学級委員長に三角食べを強要され、それ以来学級委員長を恨むようになったという話がある。

 

 

そうこの主人公も自分なりのこだわりが強く、他人に強要されても頑なに三角食べをしようとしない人なのだ。

 

 

三角食べをする、しないというのはあくまでも食事の方法の一つなのであり、一つの個性と言えるのではないだろうか。

 

 

まとめ

 

この記事を書く上で発達障害の方が三角食べをできないみたいな情報も目にしたが、できるできないは個人的には大した問題ではない。

 

大切なのはあくまで自分にどんなスタイルが合うかではないのだろうかと思う。

 

確かに三角食べには口内調味ができたり美味しくご飯を食べることの出来る合理性も存在するが、三角食べによって決断回数が増えるという目に見えないデメリットも存在する。

 

それらを加味した上で自分にあった食事を行えば良いのではないだろうか。

 

少なくてもこれが文化だからといって強要する人にはあまり耳を貸す必要がない。

 

 

 

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皆さんお久しぶりです、約二週間ぶりの記事投稿となりました。

 

記事を書いていない期間も読んで下さる方がいたり、言及して下さる方がいたり本当に感謝しております。

 

そんな方々のために必ず戻ってこようと思っていたので四月から少しずつまた投稿していく予定です。 ご覧いただきありがとうございました!

 

 

iPhoneのLightningコネクタって要らなくね?あとイヤホンジャック無くすな!

 

いつになくタイトルが長い、何なら

 

僕が言いたいことはこのタイトルだけで十分だ。

 

「それならTwitterで呟けよ」って思うかもしれないが、僕のこのLightningコネクタへの憤りは140文字では表すことが出来ない。

 

故に一つの記事という形で投稿させて頂く。

 

 

 

※お陰様で30記事達成することが出来ました。いつも読んで下さる方に感謝申し上げます。

 

 

Lightningコネクタとは

 

端的に言うとLightningコネクタとはApple社が開発した電源コネクタである。

 

これに関しては言葉で説明するよりも画像を見てもらった方が早い。

 

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要するにiPhone充電する時に挿すアレである。

 

 

「あれLightningコネクタって名前だったんだ」

 

なんて思った方も正直多いのではないだろうか。

 

僕も去年ぐらいまで何も知らずに使っていた。

 

 

名前はインパクトあるのにどこか地味な印象が拭いきれない。

 

 

iPhone4まで別のコネクタが使われていたが何故かiPhone5からこのLightningコネクタが使われるようになった。

 

 

突拍子もなく急に現れたこのコネクタであるが少しメリットも存在する。

 

一番大きいメリットは表裏の区別がないためどっちを挿しても使えるという点だろうか。

 

 

USBとかだと

「あれ、こっち向きじゃない。」

 

「え、こっちも違う?」 

 

「最初の向きで合ってたんかい!」 

 

みたいなことが50%くらいの確率で起こるがその心配の必要がない。

 

 

 

でも使う側からしてこれくらいしかメリットがない気がする

 

 

 

続いてデメリットについて

 

なんといっても非正規品の物では充電が出来ないということ。

 

どういうことかと言うとライトニングコネクタにはICチップが内蔵されていて、非正規品の充電器にはこれがないため充電が出来ない。

 

つまりこのライトニングコネクタ

Apple認証済み商品、通称MFi(made for iPhone/iPad/iPod)でなければ充電出来ないようになっているのである。

 

 

面倒くせぇ!

 

 

じゃあ百均とかで売ってる安いやつじゃなくて大人しくAppleの正規品買えば良いじゃん。

 

って思うけどAppleの正規品2000円くらいするんだな…

 

高すぎィ!

 

しかもこれ結構断線しやすいんだよな…

 

 

 

iPhoneって日本では圧倒的人気を誇っているけどこういった面では利便性が低いのが欠点。

(本体の価格も高いのになんでこんなに人気なんだ?)

 

 

以上がライトニングコネクタに対する不満だ。だが正直これだけならまだ許せる。

 

 

 

イヤホンジャックの廃止

 

おい、誰の許可を得てイヤホンジャック無くしてんだ。

 

軽く説明するとiPhone6まで充電器を挿す所とイヤホンを挿す所が別々になっていたのだが、何故かiPhone7でイヤホンジャックが無くなりイヤホンもライトニングコネクタに統一された。

 

 

よって普通のイヤホンを挿す時にはライトニングコネクタ変換アダプタが必要になった。

 

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ちなみにこれも純正は1500円するくらいする上にまあまあ断線する。

 

 

うぜぇ!

 

実はライトニングコネクタ用のイヤホンも普及し始めているが結構これも高い。

 

 

イヤホンジャックが無くなったことのデメリットはこれだけではない。個人的に日常生活で不便だと感じたことについて紹介させていただく。

 

①音楽を聴きながら充電出来ない

 

これって結構不便じゃね?

無論挿す所が一箇所しかないので充電器とイヤホンを同時に挿せない。

 

ワイヤレスイヤホンであれば問題ないがそあれはあれで面倒な所がある。

 

 

家で音楽聴きたいけど充電もしたいみたいなとき結構あるのでこれはどうにかして欲しい。

 

②常に変換アダプタを持ち歩かなければ行けない

 

例えば車でiPhoneから音楽流す時にはイヤホンジャッにケーブルを挿して繋いでいたが、これが出来なくなったので変換アダプタをわざわざ携帯しなくてはならなくなってしまった。

 

その他にもライブハウスで入場曲を流す時とかも使ったりするので不便of不便。

 

 

最後に

 

この記事書いてて色々と調べたが筆者は「やっぱライトニングコネクタ要らなくね?」という結論に落ち着いた。

 

かなりアンチライトニングコネクタな記事となってしまったが実際こう思っている方も多いのではないだろうか。

 

 

イヤホンジャックもやっぱりあった方が良い。ていうかこれだけは無くすんじゃねぇ!

 

イヤホンジャック復活の署名活動でもしてやろうか。

 

 

イヤホンジャックの廃止に何のメリットがあるのかは知らないが多分多くの人が不便と感じているに違いない。

 

 

 

とりあえずこれは言わしてくれ、iPhoneはカメラの画質は結構良い。

 

 

 

手汗がひどい人あるあるを言いたい

 

この記事を読んでいる方の中で手汗がひどい人はどれくらいいるだろうか。

 

 

人にはよっては大干ばつに見舞われた大地のように乾ききった手をしている人もいるし、はたまた熱帯雨林のような蒸し暑さを彷彿とさせるような手も存在する。

 

 

そんな手の表情とも言えそうな手の湿り気具合は何を隠そう手汗の量で決まっている。

 

 

僕はそれなりに手汗がひどい方で、今こうしてiPhoneで文字を入力している最中もスマホケースには無数の水滴がついている。

 

 

しかし世の中にはもっと手汗がひどい人がいて、手を握っているだけで水が滴り落ちるほど手汗をかく人間もいることが最近分かった。

 

 

手汗をあまりかかない人からしてみれば「手汗がひどいことがそんな不便か?」

 

 

なんて疑問に思うかもしれないが、実際割と不便でしかない。

 

 

そこで今から手汗がひどい人による手汗がひどい人あるあるを紹介していく。

 

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1.ゲームコントローラーの劣化が早い

 

これはゲームコントローラーに限った話ではないがマウスとか諸々の電子機器の劣化が早い気がする。

 

 

友達の中には手汗によってスマホを水没させたという猛者まで存在する。

 

 

手の汗に含まれる水分と塩分は間違いなく電子機器に悪影響しかないがこれに関してはマジでどうしようもない。

 

そういえば小さい頃使っていたDSなんかもはやボタンのほとんどが機能していない。

 

 

 

2.プリントがめっちゃしわしわになる

 

 

基本的に紙に文字を書いていると押さえてる手の手汗で紙がしわしわになる。

 

 よくあるのが学校のプリント、中高時代自分のプリントだけやたらしわしわになっていた記憶がある。

 

 

 プリントぐらいならまだしも紙が薄いレポート用紙とかならもっと酷いことになる。

 

 

ちなみに友達から借りた漫画とか小説も、紙がしわしわにならないようにめちゃくちゃ変な持ち方で読んでいる。

 

 

 

3.握手にめっちゃ気を使う

 

自分の手が常に湿っているため握手を躊躇ってしまう。親しい仲なら抵抗は少ないが初対面の人と握手する時はかなり気が引ける

 

 

「あれ、なんかこの人めっちゃ手が湿ってる。トイレ行った後?」

 

 

って思われるのも嫌だし、単に自分の手汗を相手になすりつけるのも申し訳ない。

 

 

僕に会うときは原監督みたいにグータッチでお願いします。

 

 

 

4.自分が使い終わった物を貸したくない

 

自分が使い終わった物は基本手汗まみれなので他人に貸したくない。  

 

 

というよりはシンプルに申し訳ない。

 

カラオケのマイクやゲームコントローラーなどやむを得ない時は入念に拭いてからバトンタッチする。

 

 

5.プリントを配りやすい

 

 

多分唯一の利点、だがあまりにも地味すぎる

 

お陰様様でプリントを配るのが好きなので中学生時代自ら率先して行っていた。

 

 

6.手が常に冷たい

 

末端冷え症の主原因じゃないのかこれ。

 

正直冬だけでなく、冷房の効いた部屋なら夏でもめちゃくちゃ冷たくなる。

 

 

よく僕の手を握った人に「お前本当に生きてる?」って言われるが間違いなく生きている。

 

 

 あまりにも手先が冷たいので冬場は萌え袖っぽくしてるが気持ち悪いとか言わないでくれ。

 

 

7.指紋認証が反応しない

 

何気にこれが一番不便かもしれない。

 

まず指紋認証の指紋登録から圧倒的難易度を誇る。仮にこの難関を突破したとしても99%ぐらいの確率でロックを解除出来ない。

 

 

現代のスマホの技術では僕の汗まみれの親指から指紋を読み取ることは出来ないようだ。

 

 

番外編(ギタリストとして)

 

なんといっても弦が一瞬で錆びる。張替えたてでも数分練習すればもう錆び始める。

 

その早さは自分は物体を酸化させるスタンド能力を持っているのではないかと疑うほどだ。

 

(多分700円前後で買えるERNIE BALL、D'Addario、SIT辺りはすぐ錆びるので少々お高いが1500円くらいで買えるElixirを買ったほうがコスパが良い。)

 

ちなみにコードをスライドさせる時のコードチェンジとかグリッサンドはやりやすい。

 

 

 

 

以上が手汗がひどい人のメリット、デメリットだ。見たら分かるように圧倒的にデメリットの方が大きい。

 

最後に

 

手汗を治すためには睡眠をしっかりとるとかバランスのとれた食事をするとか色々言われてるけど正直これに関しては体質としか言いようがないと思う。

 

手汗を抑えるツボとかあるらしいが、僕自身効いた試しがない。

 

 

手汗がひどいことをコンプレックスに思っている人も多いようだがそう悲観することもないように思える。

 

手汗がひどいからって周りの人に嫌われることなんておそらくないし、初対面の人からも「緊張してる?」ぐらいにしか思われない。

 

 

ただ世の中にはどうしようもなく手汗がひどい人もいるということ、これを皆さんには理解していただきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左利きのメリット、デメリットから迷信的なものまで片っ端から捌いていく

 

 

はじめに

 

僕は物心ついた時から左利きである。幼稚園の頃から鉛筆、ハサミ、箸などありとあらゆるものを左手で操ってきた。

 

さらにボールを投げるときも蹴るときも左であるし、利き目もおそらく左目である。右手は不自由なんじゃないかってくらい生活の全てを左手にゆだねている。

 

誰かが困っている時に差し伸べる手も恐らく左手だろうし、手刀で誰かを気絶させるときも左手でなければ恐ろしく早い手刀を可能にすることはできないであろう。

 

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これで僕が根っからの左利きであることが分かってもらえたであろうか。

 

ところで左利きとして生きていて疑問に思うことがひとつある、それはなぜ左利きの人間が存在するかということだ。

 
この謎は現代科学をもってしても解明できておらず、なぜ少数派なのかということすら分かっていない。

 

左利きの人口が10%前後で変化しないことから文化的要因というよりも遺伝的要因と考える方が自然であろう。

40人のクラスだと大体4人ほど左利きがいる計算だ。(体感だが女子よりも男子の方が多い気がする。)

 

 

そんな謎多き左利きであるが文化的理由により、よく右に矯正されることが多い。

 実際僕の亡き曾祖母は左利きである自分を好ましく思っておらず、会うたびに箸を右手で持つように言われた。

 

 僕はかなり頑固な性格であったため曾祖母言うことは全く聞かなかったが、右手で持つように親に指導され利き手を変えた人はかなり多いのではないだろうか。

 

 友人の話を聞いていると元々左利きだったけど右利きに矯正されたなんてことをよく耳にする。

 

 そんなあわよくば迫害の対象となりかねない左利きのデメリットや迷信について片っ端から捌いていく。

 

 左利きあるある

1.鉛筆で字を書く

 左手で鉛筆を持つこと自体に不便さは特にない、ただ英語も数学も左から右に字を書いていくので鉛筆を持っている手の側面が真っ黒に汚れる。

 

しかし唯一国語だけ右から左へ書いていくのでそこだけは右利きに対してマウントが取れる、漢字ドリル万歳って感じだ。

 

 2.習字

こればかりは僕も左手で筆を持つことを諦めた。

 

漢字はおそらく右手書くように想定して作られているので右に払う字がやたら多い。逆に左払いはなく、左向きは止めるようにして書かれる。なので左手で筆を持つとかなり書きにくくなってしまうのだ。

 

ただ左利きが右で筆を持っても意外と書けるのと、字が下手くそでも言い訳ができるのは不幸中の幸いといったところか。

 

 3.ハサミ

正直これは特に不便だはと感じなかった、左利き用のハサミを使うまでは。

 

さいころから右利き用はさみを使っていると慣れてしまうので特に何も思わないが、左利き用のハサミを一度使ってしまうと恐ろしいほど使いやすいことが分かる。

 

こうなるともう普通のハサミには戻れない、ありがたいようで極めて悪質な商品といえよう。

4.自動改札機

 

これは死ぬほど嫌い、水の出が悪いシャワー並みに腹立たしい。

 

切符を入れる場所が右側にあるので切符を右手で持つことを強いられるが、如何せん不器用なので入れるのが結構難しい。

 

毎回改札口を通る時に右手に全神経を集中させなければならない。

 

左手で切符を持って入れることも出来なくはないが荷物が多いと不可能に近くなる。

 

 5.スープのおたま

 

ファミレスとかにある片側だけしか注ぎ口がないやつ、正直こいつのことを考えるだけでイライラする。

 

ちょっとこれ作った人呼んできてほしい。

 

 6.自動販売機のコイン投入口

 

無論右利きが入れやすいように右側にある。

自動改札機と同様右手でも入れれないことはないがかなり神経を使う。

 

7.左利きはモテる

 

モテねぇよ、僕という判例が存在するのでQ.E.D

 

ハイハイワロスワロス

 

誰やこんなこと言い出したんほんま。

 

ちなみに左利きでもモテるかどうかは顔の良さで決まります。

 

8.左利き睡眠障害になりやすい

 

この睡眠障害が何のことを指しているか分からないが、少なくとも自分はやたら金縛りにあう。

 

特に自分はかなり金縛りにあいやすい体質らしく、一回の昼寝で4回の金縛りを経験したことがあるほどだ。

 

ちなみに金縛りにあうコツは姿勢が悪い状態でそのまま寝落ちすること。なんとなく首の血流の悪さが金縛りを引き起こすっぽい。

 

 9.天才が多い

 

多分そんなことはない、こういうのは利き手関係ない気がする。確率的な問題っぽい。

 

うちの高校は進学校で天才肌の人間が多かったが学年全体で5人ほどしかいなかった。

 

寧ろ左利きの方がアホ説まである。

 

左利きが天才であるという理由の一つとして、左利きは右利きに比べて右脳が発達しているからみたいな話をよく聞くが真偽は定かではない。

 

10.芸術肌

 

上に同じ。

 

11.球技で有利

 

有利かはともかく左利きのプレイヤーは一定数需要があることは確か。(実際右利きでも左打ちは多い)

 

ただ野球なんかだとピッチャーとしては重宝されるが逆に内野の守備ができなかったりそういった不便さはある。

 

 

ちなみに僕は卓球をやっていたが下手くそだったので特に恩恵を受けることはなかった。

 

 

12.ネタにできる

 

個人的に一番の左利きのメリット、実際自分は今左利きに関する記事を書いているし会話の中でもネタになる。

 

 

あと左利きに会うと親近感がわく。 

 

 

右利きの人には「左利き?凄いね!」ってよく言われるけど別に凄くはない。

 

 

左利きの有名人

 

 

バラク・オバマ

 

よく左利きの筆頭として名前があがるけどオバマが左利きか右利きかなんて正直どうでもいい。ただちょっと親近感はわいた。

 

 

アイザックニュートン

 

万有引力でお馴染み、ニュートンを語らずして古典物理学は語れない。

左利きというよりも何故か生涯童貞を貫いた偉人としてよく名前があがる。

 

 

チャールズ・ダーウィン

 

 自然選択によって生物は進化すると考えた人。

自分と同じ生物学を探求する者としてちょっと嬉しい。

 

 

 

菊池雄星 

 

日本球界最強左腕、何気に左腕最速記録は菊池が持っている。マリナーズでも頑張ってくれ。

 

 

イアン・ペイス

 

現代の若者であればロックバンドに詳しくない限り「この人誰?」って思うのも無理はない。

 しかし何を隠そうこの人、世界三大ハードロックのうちの一つDeep Purpleのドラマーである。

 ちなみに結成からオリジナルメンバーとして残っているのはこのイアンペイスだけである。

実はプロで左利きのドラマーはかなり少ない。

 

最後に

 

左利きは色々と不便だから右利きに矯正した方が良いか?

 みたいな質問をよく目にする。

 

確かに不便であるが個人的には矯正しなくていいと思う。 

結局左利きか右利きなんて個性でしかないため、無理にその個性を変える必要は無いのではないだろうか。

 

 

左利きだからといって今の時代迫害されるわけでもなければ、右利きに何か能力が劣るわけでもない。(多分)

 左利きは短命だという噂もあるが科学的根拠もない。

 

 僕は左利きであることの恩恵を特に受けなかったが一つの個性として自分が左利きであることを誇りに思っている。

 

 

ただ1つだけ言わせて欲しい、

 

バッティングセンターの左バッターボックスはもうちょい増やしてくれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マジックテープを剥がす音が死ぬほど嫌いだけど誰にも理解してもらえない件

 

 

自分には誰にも理解してもらえないことがある。

それはコアな性癖だとかニッチな趣味をしているとかそういうことではない。

 

 

僕には嫌いな ”音” があるのだ、物心ついた時から僕はその音が嫌いなのである。

 

 

嫌いな音というと黒板を爪を立ててひっかく音とかクチャクチャ音を立てて食べる人、俗にいうクチャラーの咀嚼音だとか人によって色々あるだろう。蚊の羽音とか発泡スチロールのこすれる音とか枚挙にいとまがないほどある。

 

上にあげたものは代表的な物で嫌いな人もかなり多く、大体の人が共感をしてくれる。実際僕も黒板をひっかく音を聞くと寒気がするし、人のクチャクチャいう咀嚼音を聞くと食欲が失せる。

 

 

そんな僕の誰にも共感されない不快な音、それはマジックテープを剥がす音である。

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「え、あのマジックテープを剥がす音ってベリッって音ですよね、むしろ大好きなんですけど。」

 

 

なんて人も結構いると思う、だけど僕はその音がどうしても苦手なのだ。

 

 

具体的にマジックテープを剥がす音を聞くとどうなるかというと、耳を中心に頭全体がむずがゆい感じになる。もっと大げさに言うと頭が引き裂かれそうというか、ゾッとするというかとにかく恐ろしいものだ。

 

 

これは黒板をひっかくのを想像するだけで不快な思いになるのと同様で、マジックテープを剥がすのを想像するだけでも気分が悪くなる。

 

 

僕はこの音が死ぬほど嫌いなので身の回りからありとあらゆるマジックテープを排除してきた。小さいころから筆箱も靴もマジックテープが付いてないものを親に買うように頼み、今でも傘を買うときはかならずボタンで留めるやつを買っている。

 

 

しかしこれだけ自分の周辺から排除していても、日常的に生活しているとマジックテープを剥がす音を聞くことは度々ある。

 

 

例えばバスで移動している時の出来事。

幼稚園児くらいの小さな子が落ち着きのない様子で、バスの座席にちゃんと座ろうとしていない。そしてイスの上に膝を立て後ろを振り向き、座席のヘッドカバー(頭置く所にある白い布みたいなやつ)で遊び始める。

 

 

 

そいつだけはマズい、マズいぞ

 

 

案の定、ヘッドカバーのマジックテープをくっつけたり剥がしたりし出す。

 

 

ホワッ!? あの本当にやめてください…死んでしまいます…

 

 

ただこんな小さい子に「マジックテープ剥がすの止めてもらえます?」なんて言うこともできず地獄のようなバスの時間を過ごすことになってしまった。

 

 

ていうかいきなり「マジックテープ剥がすの止めてもらえます?」って言ってくる大人流石にヤバイやつだろ。

 

 

とりあえず僕が伝えたいことはおそらく圧倒的少数であるがこの世には「マジックテープを剥がす音が嫌いな人」が存在するということ。

 

もうこんなブロガーの存在は認知しなくていいからこれだけは覚えておいてくれ。

 

 

正直、僕自身マジックテープを剥がす音が嫌いな人に一度も会ったことないからどれくらいの人がこの音が嫌いか分からない。

 

 

(というかそんな会話まずせんわ、どんだけ話すネタないねん。)

 

 

もしかしたら僕は世界で唯一マジックテープを剥がす音を聞くだけで鳥肌が立つ人間かもしれないし、もしかしたら意外とたくさんいるのかもしれない。

 

 

 

ここで一つの疑問が生まれる、なぜ僕はマジックテープを剥がす音が嫌いなのであろう

 

 何故嫌いな音が存在するのか

 

 

まずは人間がなぜ黒板をひっかく音が嫌いかということから考えていく。

 

 

一説によると黒板をひっかく時に出る音は警告音の周波数に近いというのを聞く。

 

つまり黒板をひっかく音は人間の祖先の動物が身に危険が迫ろうとしている時、その情報を集団内で共有するために利用していた鳴き声に近いのだろう。

 

その名残で現在の僕たちもそれに近い周波数の音を聞くと不快に思う訳である。(危機管理のシステムが遺伝子内に刻まれているということなのか)

 

 

そして不快と感じる音を聞くことによって交感神経をオンにし警戒態勢に入ることができる。

緊急地震速報のアラーム音もあえて不協和音にすることによって危機感を煽っているというのは有名な話ですよね)

 

 

では本題、なぜ僕はマジックテープを剥がす音が嫌いなのだろうか。

今の考え方でいうとマジックテープを剥がす音もきっと何かの警告音に違いないない。

 

 

そう思って色々調べた、が何も見つからない。

Yahoo知恵袋なんかを見ていると確かにマジックテープを剥がす音が嫌いな人がいることが分かる。

 

 

しかし肝心の「何故マジックテープを剥がす音が不快か」という論文や記事は存在しなかった。

 

という訳でここからは僕の仮説です。

 

 

①山火事の音説

 

僕達の祖先の猿は当然森の中で生活していた。森の中で生活していると落雷などにより山火事が起こる可能性がある。

 

その山火事による木の倒れる音(もしくは木の燃える音)が少しマジックテープを剥がす音に似ているのではないか。

 

 

②捕食者の咀嚼音説

 

 

捕食者の獲物を喰いちぎる音がマジックテープを剥がす音に似ていたという説。

 

人間の祖先の動物が捕食者に対してより危機感を抱くためにこの音を不快に思うようなったのではないか。

 

 

※あくまで僕の仮説で特に科学的根拠もないので適当にスルーして下さい。

 

 

正直こんなよく分からん理論どうでもいい。

 

 

僕はマジックテープを剥がす音が嫌いな人がこの世にはいるということ、これが広く認知されるのを切に願っている。

カンピロバクター症になりたくなければ居酒屋で生モノは食べるな

こんな病気を経験したシリーズ第4弾、ちなみに過去三つはインフルエンザ、巨大乳頭性結膜炎、突発性難聴について書いてきたので興味があればご覧になってください。

今回はカンピロバクターの話です。

 

biologuitarist.hatenablog.com

 

 

biologuitarist.hatenablog.com

 

 

biologuitarist.hatenablog.com

 

 腹痛地獄

昨年ちょうど夏休み入った頃、朝腹痛によって起こされる。

 

とにかくお腹が痛い、他の主な症状は下痢と38℃の熱といったところか。真夏なのに寒い、いやでも熱は大したことない。最悪なのはこの腹痛、ひたすらベッドとトイレを往復する生活。

 

夏休み早々、ありとあらゆる予定をキャンセルし家で五日間ほど寝込んだ。

 

そしてこの五日間、汗と下痢のおかげでマジで意味分からないくらいの量のアクエリアスを消費したのであった。

 

熱も腹痛も5日経てばかなりマシになったが、二週間くらいずっとお腹が緩い状態が続いた。

 

Q病院に行かなかったんですか?

 

A.行きませんでした。

 

不幸にもこの時ちょうどお盆シーズンに入ったところだったので、近辺の病院は軒並み開いていなかった。今思えばこれが長引いた原因だっただろう。

 

病院に行かなかった(行けなかった)ので何の病気だったかは分からずじまい。もちろん原因も分からず、ただ姉にはカンピロバクターじゃね?」と言われていたので何となくそう思っていた。(確かめる手段はなかったんですけどね)

ただこの五日間は本当に何もできず、最悪な夏休みの幕切れとなった。

 

悪夢再び

 

9月中旬、夏休みも終盤に差し掛かった頃、再び似たような症状に襲われる。

腹痛、下痢、熱の3セットに加えて今度は若干の吐き気もあった。

 

やばい、またお前か勘弁してくれ…

 

今度は速攻で病院へ。血液検査しかしなかったので病名がなんだったのかこの時は分からなかったが、細菌性のものであることに間違いなかったので抗生物質を処方された。

 

そしてこの抗生物質が驚くほど効く、飲めば二日ほどで熱は下がり腹痛もすぐに無くなった。ただ下痢は一週間ほど続いた。

 

ただ今回が前回と違ったのは同じ症状を抱えた人が部活に15人ほどいたことだ。

その中の何人かがカンピロバクターと診断されていたので、自分がカンピロバクターであったことがほぼ確定した。

 

尚且つ僕には自覚があった、

 

これ絶対居酒屋で出た鳥刺しのせいだろ…

 

絶対これのせい、通常なら間違いなく保健所案件だ。しかしちょうどこの居酒屋でバイトをする人が部内に何人かいて、営業停止になんてなってしまえば部員数名が収入0の生活をしばらく送ることになる。

 

これが理由かどうかは定かではないが、この集団食中毒事件が世間の明るみに出ることはなかった。(ちなみにこの数週間後近くの別の居酒屋がカンピロバクター食中毒で保健所案件になったというニュースを見ることとなった)

 

この二回のカンピロバクターのせいで僕は夏休みの1/5ほど本当に無駄な生活を送ってしまった。

 

ちなみにカンピロバクターが体内にいるとしばらくの間、飲食系のバイトが出来なくなる。

 

「たかが一週間くらい別に大丈夫やろ」って思うじゃん?

 

後輩曰くこのカンピロバクター、なんと一ヶ月ほどお腹に居座り続ける。そして彼はその期間全くバイトに入ることが出来なかった。

 

カンピロバクター症という病気

強そうな名前(小並感)

 

このカンピロバクター、名前こそあまり聞かないもののノロウイルスの次に多い食中毒のようだ。つまりよくある食中毒の原因となる菌。

 

症状はさっき僕が述べた通り。

 

ちなみに僕はこういう病気レビューを書くときまずWikipediaを見る。その情報を参考にしながら自分の経験と照らし合わせ、今度はできるだけWikipediaに載っていないことを書くように心がけている。

 

でそのWikipediaに書いてあったことで一番驚いたのは「欧州食品安全機関の報告によると鶏肉の80%が汚染されてる」という部分。

 

いや、鶏肉生で食ったらほぼカンピロバクター症になるやん!

ハイドロポンプが当たる確率と考えれば低い?)

 

実際鶏肉の一滴のしずくが体に入るだけで発症してしまうらしい、なんという感染力なのだ。

 

とりあえず

カンピロバクター症になりたくなかったらまず生の鶏肉は絶対に食べないこと。(火が通っているかもちゃんと確認)

 

鳥刺しは確かにうまい、でもリスクの方が圧倒的に大きい。トリコに出てくる毒化したフグ鯨みたいなものだ。

3~5日ほどの闘病とおまけに一週間ほどの下痢、そんな日々を過ごしたくなければ生は避けよう。

 

そしてこれは居酒屋で提供される生の食品に限った話ではない。自分が調理する場合においてもそうである。基本的にこういった菌は熱に非常に弱いので加熱消毒が有効だ。生ものを扱う際、包丁やまな板などの調理器具は清潔に保つように心がけておこう。

 

 

これだけカンピロバクターの恐ろしさを伝えても尚鳥刺しが食べたいという君、カンピロバクター症になる覚悟があるのなら食べてください。

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覚悟はいいか?オレはできてる

ちなみに僕はできてないです。だってもう二度となりたくないですもん。

 

もしかしたら安全な鳥刺しを提供してくれる店がこの世には存在するのかも知れない。

けど間違いなく言えること、それはその辺の安い居酒屋で食べると感染するリスクがかなり高いということ。

 

まあやっぱり賢明な選択は生の鶏肉は食べないことに尽きる。

麺をすすれるようになるには?麺をすすれない人達

麺がすすれない人

僕は大のラーメン好きだ、朝昼晩ラーメンでも構わないほどラーメンが好きだ。なんなら三度の飯よりラーメンと言うくらいには好きだ。

年間50軒くらい行くこともあり、度々友人を誘いラーメン屋さんに食べに行く。 

 

そんな色んな人をラーメン屋さんに連れて行く中で稀に奇妙な出来事に遭遇する。

 

麺がすすれないだと…?!

 

物心ついた時からラーメンを食べている僕からすれば信じられない光景だ。でも実際にいる、麺をすすることができない人が。体感だが女の子に多い。

 

正直最初は

「麺すするのが恥ずかしいだけでは?…かわいこぶってんのかコイツ?」

 

なんて思っていた。

だがかわいこぶってラーメンを食べているというより、どう考えても一生懸命麺をすすろうとしている様に見える。

(実際人前で麺をすするのが恥ずかしいって人もたまにいます。)

 

やっぱりこの人達は本当に麺をすすることが出来ないらしい。大人になるまでに麺のすすり方を習得できなかったのであろう。

 

では麺をすすれる人麺をすすれない人の違いは何なのだろうか。 

 

すすれる人とすすれない人

 

僕の考えは割と世間一般の麺のすする原理とは少し外れているかもしれない。あくまで一人のラーメン好きの意見として参考にして欲しい。

 

まず麺がすすれない人は麺を吸おうとすることに必死になっている。

確かに麺を吸い込む力はある程度は必要だ。だが麺をすすることの本質は麺を吸うことではないように思える。

 

このことについて僕は生物学を専攻する者なので少し変わった視点から掘り下げていく。

 

植物はどうやって水を吸っているか

 

いきなり何言ってんだコイツは…

 

ホントその通りです、何してるんだろう。

しかし皆さんは考えたことあるだろうか?植物が水を吸うことが出来る理由を。

そしてこれを考えることによって麺をすするメカニズムが分かるのではないだろうか。

 

まず植物が水を吸える要因は大きく分けて2つ

 

一つは根圧の形成だ。根圧とは根っこの細胞が溶質濃度を高めることにより水の流入を引き起こす力だ。(溶液では濃い方を薄める方向に水の移動が起こります、これを浸透と言うんでしたね)

根っこの細胞は濃い溶液、それに対して根っこの外は薄い溶液(ほぼ水)なので水が入り込んでくる。

 

根圧の話は今回どうでもいいので理解出来なく

てOK、もっと知りたい人だけググって下さい。

 

もう一つは水の凝集力と蒸散だ。

 

水の凝集力も詳しくは説明しないけど、水は取り敢えず水同士集まって引っ付きやすいという印象さえ持っておけば大丈夫。(これもある程度無視して)

 

さて本題の蒸散、蒸散は葉っぱの気孔と呼ばれる穴から水を気体として空気中に放出する現象だ。

葉の水分の少なくなると水は多い方から少ない方へ移動するので上部へと引っ張られる。

植物はこの蒸散によって植物体の水分を減らすことで根から水分を吸うことが出来る。 

 

つまり単に吸い続けるだけではダメで、どこからか吐き出さなければ吸うことは出来ないのだ。

 

もう一つ掃除機を例に挙げて見よう。掃除機はゴミを吸い込んでいると同時に吸った空気を後ろから排気している。しっかりと空気を出すことによって吸う力を維持し続けているのだ。

 

ではラーメンのすすり方に話を戻そう。

先程も言った様に麺がすすれない人はただ吸うことに必死になっている。

そう、すする時に吸った空気を出すことを意識していない。

これだけでは少し語弊を生むので麺を吸うプロセスについて解説していく。

 

1. まず鼻の空気を出し切る、この時は鼻呼吸モードで。

 

2. 麺をすする、この時は口呼吸モード。ポイントはこの時鼻呼吸しないこと。

 

3. 吸った空気を鼻から出す。この時は鼻呼吸モードで。

 

 

この様に麺を吸う時に一緒に吸った空気を鼻から吐き出すことを意識してみて欲しい。

 

よく「麺をすすれない人は鼻呼吸と口呼吸を使い分けられていない」というのを耳にする。

確かにこれはかなり的を射ていて、実際この二つの呼吸の切り替えは重要だ。  

 

だが今回僕が焦点を当てたことはその鼻呼吸と口呼吸のそれぞれの役割は何なのかということでそれについて詳しく見てきた。

 

まとめると鼻呼吸には「空気を出す」、口呼吸には「麺を吸う」というれっきとした役割がある。

そして多くの人は吸うことばかりを意識して息を吐くことを意識していない。

 

最初はこの手順を意識しないと麺がすすれないかもしれないが、次第に何も考えなくても麺をすすれるようになるだろう。

 

自転車に初めて乗ったとき、最初からいきなり乗りこなせる人はいない。それと同じで麺をすするのにもきっと練習が必要なのだ。

 

ラーメン麺はすすって食べることによってより風味を楽しむことができるなんて話もあるくらいだ。麺を上手くすすれないという方は練習して是非とも美味しいラーメンを食べれるようになって欲しい。