適者生存の研究室

普通の大学生が現代社会での生き方を模索する研究所

大学生活内に蔓延る宗教勧誘

お前らどういう団体やねん

これは大学に入学して1年目に何度かあった出来事

授業後一人で家に帰ろうとしていると、見ず知らずの学生に声をかけられる。

「サークル活動の一環でアンケート調査しているのですが協力してくれませんか?」

はじめは断っていたのだがある時、そもそも何のアンケートをしているのか気になり引き受けることにした。

アンケートは口頭で答える形式。まず最初の問いは回生と学部、ここまでは普通だ。次の質問はなぜこの大学を選んだのか、これもまあよくある質問だろう。

そして三つ目、

「今の生活の充実度」

ここでさすがに怪しいと感じ、適当にあしらってすぐに帰宅した。

しかし数週間後、今度は別の人に似たような質問をされる。

将来の夢はなんですか」

なにが狙いか分からなかったのでとりあえず正直に「ない」と答えた。すると

「活動を通して一緒に将来の夢を見つけませんか」とか

「実業家の講義が聞ける機会があるのですがよかったら参加しませんか」などとサークル活動の勧誘をされるようになった。

 

そこでようやく気づく、ああこれは表はサークル活動と名乗る宗教勧誘か

家に帰って聞き出した団体名をググった。案の定信仰宗教とリンクした団体であり、その宗教が何なのかまで調べることができた。(結構有名なので伏せます)

勿論宗教そのものが悪い訳では無い。しかし中には高額な物を買わせたり、極めて独善的な価値観を押し付けるような危険なものも存在する。そういったものに注意を払わなければお金や友人、生活までも犠牲にしかねない。

 

そもそも

①こういう団体は目的が不明瞭だ。ボランティア活動、ディスカッション、レクチャーだの聞こえは良いが、俯瞰的に見れば何がしたいか分からない。

堂々と宗教サークルと掲げるわけにはいかないのは分かるがその結果として表に掲げた趣旨が曖昧になっている。

こういう団体から勧誘をうけたら活動の趣旨に注目してみるとらどういった団体か分かるかもしれない。

 

②アンケートとるのに道端で一人ずつ声かけるの非効率すぎないか。ちゃんとした団体なら新歓期にQRコード書いてあるビラを配ればいいし、学部ごとに協力してもらうとかもっと色々手があるはずだ。

 

一人だと狙われます

 

大人数で楽しくしていれば恐らく向こう側も声をかけづらいし、到底宗教にのめり込みそうな人たちであるとは思われない。

だが一人でいると声かけられやすいし、なんとなく生活が充実していないような印象を持たれる。余計なお世話だこのやろう

 

きっと人生でちょっと迷いがあるとか、今の自分を変えたいとかある程度真面目そうな人を選んで勧誘を行っている。心の迷いや価値観の揺らぎは恐らく宗教観を植え付ける隙になりやすいからであろう。

 

こういう団体の合宿には絶対行くな

間一髪逃れた友達から聞いた話

入って間もなく一泊二日の合宿があり、そこでありがたい話をきけるレクチャーを受けさせられる。もちろんこの時に聖書のようなものを渡し洗脳していく訳だが、面白いことに話の内容は至極まともなもののように聞こえるらしい。

8割くらいは普通の話、残り2割に宗教観を混ぜることよって少しずつ洗脳を行う。肝は8割は正しい話をすること、これが気づかないうちにのめり込んでいく原因であろう。

 

洗脳なんてそう簡単されるか!なんて思っている諸君、気づかないうちに洗脳されてしまうというのが恐ろしいところであり、タチの悪いところ。あまり油断しない方が良い。

 

教育=洗脳

 

どこかの記事で見た話で結構前なのであまり覚えてはいない。あと僕自身宗教とか哲学はまるで素人なので一般人の考え程度に

例えば

「物質は原子でできている」

これは中学校の理科で習うことで当たり前すぎる話だが、よくよく考えれば原子なんて見たことないしもしかしたら嘘かもしれない。でも義務教育で習ったから誰もが信じている。では

「神は存在する」

と義務教育で教わればどうだろう。神なんてみたことないし嘘かもしれない。でも物質が原子でできていることを疑わないのと同様に義務教育ならきっと信じる人が出てくる。

あれ、もしかして洗脳って意外と簡単にされるのでは…

 

自分の身は自分で守れ

信仰宗教に入った先どうなるかはまあ調べれば色々出てきます。こんなことで大学生活、いや人生を浪費しないためにもサークル選びは慎重にしよう。